特殊詐欺被害を防ごうと、岡山県美咲署と同署管内防犯連合会は、啓発グッズとしてステッカー1200枚を作った。同県美咲町と久米南町の社会福祉協議会に寄贈し、サロンなどの集まりでお年寄りらに配布する。
ステッカー(横10センチ、縦7センチ)は、「架空料金請求詐欺発生中」として、「未払金」「ウイルス感染」「電子マネーのカード番号」といった注意が必要な言葉を記し、被害に遭わないよう注意を呼びかけている。28日に両社会福祉協議会に贈った。
同署の千田昌弘生活安全刑事課長は「未払金や電子マネーのカード番号といった言葉が出たら、警察や家族などに相談してほしい。払う前に被害を止めたい」としている。