スッポンの子亀を放流 漁協が吉井川本支流に200匹 「2年もすると食べごろサイズに」/岡山・津山市

自然 スッポンを放流する組合員
スッポンを放流する組合員=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の吉井川漁協(松田安弘組合長)はこのほど、管内の吉井川本支流にスッポンの子亀計約200匹を放流した。

 例年、付け針などによる漁が終わるこの時期に実施し、子亀は福岡県の養殖業者から仕入れた甲羅径8センチ、50グラム前後のサイズ。本流と加茂川、香々美川、広戸川、横野川などの計10カ所に配分した。

 このうち津山市の横野川では、バケツから約20匹が放たれ、可愛らしいスッポンたちは元気よく手足をかいて流れに泳いでいった。

 同漁協では「2年もすると1キロ近い食べごろサイズに成長する」としている。管内のスッポン漁には、1等(年券1万1000円)の遊漁券が必要。

スッポンを放流する組合員
スッポンを放流する組合員


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