津山城を築城した津山藩初代藩主・森忠政(1570〜1634)の命日の7日、森家にゆかりがある戸川町の妙願寺で388年忌法要があり、参列者が遺徳をしのんだ。
森藩時代を語る会(髙山科子会長)が主催し、会員ら15人が参列。森嵩正住職の娘の尚美副住職が読経し、一人ずつ焼香した。
髙山会長は「津山に住む私たちは、このまちの礎を築いた森公の思いを受け継ぎ、待ち受ける苦難を乗り越えていかなければならない」と話した。
講話では、嵩正住職が、津山藩士・名古屋山三郎などをテーマに語った。
同寺は、美濃金山城(現岐阜県)の城主だった森忠政が津山に入封後の1617(元和3)年、美濃金山に妙願寺を建てた母・妙向尼を弔うために現在の地に移した。
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焼香する参列者
妙願寺で法要