「つやま援農塾」の基礎・実践講座が30日、野村の市農業拠点施設「まほらファーム」で行われ、ピオーネ部門の9人が収穫の喜びを味わった。
これまで3回の講座で春先や開花期の管理、房づくりなどを習い、この日は最終回。同ファームの大山正志さんや美作広域農業普及指導センターの担当者が指導し、房の色づきなどを確かめてはさみを入れ、慎重に摘み取った。続いて袋詰めの作業などを教わった。
上之町の川上純治さん(68)は「継続して作業を体験することで分かったことがたくさんあり、良かった。房の作り方などを丁寧に教わり、勉強になった」と話した。