「津山さくらまつり」が開かれている山下の津山城(鶴山公園)のソメイヨシノは28日、陽気に誘われて三分咲きの見ごろを迎えた。桜以外の花々も咲き誇り、行楽客らが■津山の春■を堪能している。
ソメイヨシノはまつり開幕翌日の27日に開花宣言が出され、順調に咲き広がっている。開花は昨年より7日遅く、平年より6日早い。桜の馬場ではひと足早く咲き始めた神代曙などが訪れる人たちを薄ピンクの花で迎え、道沿いでは黄色い菜の花も咲いて鮮やかなコントラストを描く。本丸ではハクモクレンが満開となり、たわわな純白の大輪が彩りを添えている。
まつりは10日まで。土日を中心にご当地グルメの出店(一部は平日も)やステージイベントなどを開催。2、9日の午後8時からは、初の打ち上げ花火を行い、夜桜との共演を楽しんでもらう。
津山城(鶴山公園) サクラ三分咲き