津山西ロータリークラブは10日、交通遺児激励金として7万2000円を市社会福祉協議会に寄付した。
岡山県津山市山北の同協議会を井上昭雄会長ら3人が訪問。井上会長が「わずかな額ですが、子どもたちのために役立ててください」とあいさつし、同協議会の小山了会長に手渡した。小山会長は「温かい気持ちを集めていただき、ありがとうございます。みなさんの気持ちを遺児たちに伝え、有効に使わせていただきたい」と礼を述べた。
同協議会は寄付を遺児基金として積み立てており、今年は1月に小中学生9人にお年玉として2万円ずつ贈った。
同クラブは、社会奉仕活動の一環で1978年から取り組みを継続。会員同士の年賀状や暑中見舞いなどの虚礼廃止で設けた必要経費を募金し、今回を合わせた累計は836万9367円になった。
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交通遺児激励金を寄付する井上会長