美作大学・同短期大学部=岡山県津山市=は、新型コロナウイルス感染拡大で生活に困っている学生への独自支援策として創設した給付金の支給を始めた。
学生証で本人かどうかを確認した上で印鑑を押し、封筒に入った現金をもらう。初日の25日から27日にかけては体育館を給付会場にした。事務の窓口でも受け取れる。
食物学科3年・喜納百香さん(20)は、アルバイト自粛などで収入が減った人が対象となる3万円と、オンライン授業にかかる通信費・印刷代5000円をもらった。「1カ月ほどバイトの収入が無かった。奨学金を崩して食費などをやりくりしていたのでとても助かる」と話した。
独自支援策としてはこのほか、新入生に支給する1万円の激励金、就活費用や授業料に充てる最大30万円の貸付制度もある。
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美作大学の給付金を受け取る学生
美作大学、コロナ禍で生活困窮する学生への給付金の支給を開始/岡山・津山市
- 2020年5月28日
- 教育・保育・学校