ドローン(小型無人機)を使った特別授業が10日、南小学校=岡山県苫田郡鏡野町=であり、5、6年生約100人がデモンストレーション飛行を見学し、操縦体験もした。
SDGs私募債を発行した福田農機(同所)と津山信用金庫が町にドローンを贈ったのに合わせて実施。
福田順也社長(48)が現物を見せながら、リチウムイオンバッテリーを電源に飛んで写真撮影、測量、農薬散布などさまざまな用途で活用されていることを説明。グラウンドでオペレーターが寄贈品と同タイプの小型機を操作し、急上昇させると児童たちから歓声が上がった。
続いて各クラス代表の男女8人が送信機を交替で手にし、タブレットで機体搭載カメラの映像も見ながら上下、前後左右、旋回させるなど夢中で体験。この後、幅約2メートルの大型機での薬剤散布(今回は水)の実演もあり、児童たちは興味津々に見入っていた。
6年2組・植木喜大君は「思ったより簡単に操縦できて面白かったし、いろいろなことができるのも分かった。今度は鏡野のきれいな風景を撮影してみたい」と目を輝かせた。
p
ドローンを夢中で操作する南小の高学年児童
鏡野南小学校でドローンを使った特別授業/岡山・鏡野町
- 2020年6月11日
- 教育・保育・学校