樹齢1000年とされる岡山県真庭市の県天然記念物「醍醐桜」の桜まつりオープニング式が23日、現地で開かれた。標高500メートルの丘にそびえるアズマヒガンの巨樹は同日現在まだつぼみの状態で、まつり実行委によると開花は今月末ごろ、満開は4月5日ごろの予想という。
雨空の下、休憩所前に関係者や行楽客ら約100人が参加。
実行委の春木基男会長が「あいにくの天気となったが、地元産品などもそろえて多くの方に喜んでいただけるよう頑張ってもてなしたい」。太田昇市長が「1000年にわたり地域の人々が支えてきた素晴らしい桜をこれからも守っていきたい」とあいさつ。テープカットをして開幕を祝った。