岡山県津山市のグリーンヒルズ津山で、紫や白、ピンクなど色鮮やかなセンニチコウ1万株の見ごろが続き、訪れた人たちを楽しませている。15日まで無料摘み取り体験が行われている。
市や観光協会などでつくる「津山観光キャンペーン推進会議」が、花で観光客をもてなそうと、6月に1300平方メートルの花壇に1万株の苗を植えた。ヒユ科の植物で、小さく丸い花のように見える部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉の集まり。夏から秋にかけ、見ごろが長く続くことが名前の由来になっている。
訪れた家族連れがゆるやかな丘になった公園を散策しながら、秋空の下に広がる美しいグラデーションを満喫している。
花の植え替えに伴い、園内のセンニチコウは摘み取りができる。ドライフラワーにしても楽しめる。