高野第二保育園の年長組24人は15日、津山鶴山ライオンズクラブ(LC)=平山智雄会長=の招待を受けて、岡山県津山市のこんどう農園で地域の大人たちと交流を深めながらサツマイモ堀りを体験した。
同LCメンバーの近藤一さん(67)が所有する農園の畑(約10アール)には紅はるか400本が植えられており、ちょうど収穫期。軍手をはめた園児たちは集まったメンバー13人に手伝ってもらいながら、始めに周りの土を手でかき出し、実が見えてきたところで、つるをつかんで引っ張った。
根は地中深くに張っており、引っ張り出すのに力が必要となる中、子どもたちは友だちや大人たちと協力してあきらめずに挑戦。たくさんの実が一度に土から出て来ると、「すごい」「大きいなあ」と歓声が上がった。
岸本蓮君(6)は「大きなサツマイモが出て来た時はうれしかった。持つと重たくてびっくり。天ぷらにして家族みんなで食べるのが楽しみ」と笑顔で話していた。
最後に園児たちは、同LCのメンバーたちに感謝の気持ちを込めて、自分たちで工作した紙パックの小物入れを贈った。
