美作国一宮・中山神社=岡山県津山市一宮=の秋季大祭が3日にあった。華麗な御神幸行列が4年ぶりに練り歩き、五穀豊穣に感謝した。
獅子舞の奉納に続き、弓持ちの子どもたちをはじめとした狩衣姿の氏子がかつぐ御鳳輦(ごほうれん)の約120人の荘厳な行列が出発。大鳥居を出ると、集まっていた各町内のだんじりが「そーやれ」と威勢良く続いた。
お旅所では神事が執り行われ、地元の小学5年生4人による浦安の舞と、獅子舞が奉納された。宮総代の自営業・安藤和範さん(51)=岡山県津山市一宮=は「4年ぶりに全てが戻ってきた。天気も良く、子どもたちの元気な声が聞こえて最高ですね」と話していた。