作陽高校の男子サッカー部員が講師を務める「サッカー体験教室」が25日、岡山県津山市勝部の津山スポーツセンターサッカーラグビー場・ワードシステムフィールドで開かれ、市内の小中学生計56人がスポーツの魅力に触れた。
子どもたちが将来への夢や希望が持てるようにと「つやま子ども☆未来塾」が企画。参加者はサッカー部の1〜3年生57人と一緒に準備運動したり、ミニゲームをしたりして親睦を深めた。
このうち小学生のグループでは43人がフットサルなどを参考に作られたオリジナルの「鬼ごっこ」を体験。ボールを奪い合うゲームで、小学生たちは高校生にボールが取られないように、ドリブルやパスの仕方、フェイント技を学んだ。最後は交流試合をして楽しんだ。
高倉小1年・下山瑛大君(7)は「優しく教えてもらって上手にできるようになった。将来はサッカーを習いたい」と笑顔で話した。同部副主将の2年・髙峻士朗さん(17)は「みんな元気があり教える自分も一緒に楽しめた。津山で良い思い出ができてよかった。来年度は学校が倉敷市に移転するけど、また参加できたらうれしい」と語った。