「つやま援農塾」の基礎・実践講座が28日、上横野の畑であり、野菜部門の4人が収穫の喜びを味わった。
協力農家の中井秀男さん(76)=同所=、美作広域農業普及指導センターの職員が指導し、4月に座学、7月に水はけを促す土寄せを習い、この日は実習の最終回。
受講者は要領を聞きながら、畝に農作業用のフォークを入れてみずみずしい新ショウガと親ショウガを掘り起こし、茎を根元近くから丁寧に切り落としていた。
新野東の主婦・田中敦子さん(53)は「思った以上に大きく育っていて、いい香りがする。来年からショウガ栽培を始める予定で、土壌消毒などの栽培ポイントを教わることができてとても勉強になった」と笑顔で話した。
同塾は新たに農業に取り組む人を対象にし、本年度は中高年者ら計15人がピオーネ、野菜の2部門で生産の基礎を学んだ。
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ショウガを収穫する受講者
「つやま援農塾」の基礎・実践講座