「つやま自然のふしぎ館」で「ナイトミュージアム」始まる

教育・保育・学校 ディスプレイの奥に浮かび上がる動物のはく製
ディスプレイの奥に浮かび上がる動物のはく製
         

 動物のはく製など約2万点を所蔵する山下の「つやま自然のふしぎ館」で、夜の館内を巡る「ナイトミュージアム」が始まった。親子連れらが懐中電灯を手に探検気分を味わっている。15日まで。
 館内はアフリカ、南米、アジアなどに生息する哺乳類や鳥類、昆中など全15室。暗い中をわずかな明かりを頼りに進み、羽を広げるワシや口を開けるワニ、牙をむき出すライオンなど、今にも動きだしそうな動物たちが暗いディスプレイに浮かび上がる。来館者は「夜の生き物ってこんな様子なんだろうね」などと話しながらじっくりと見ていた。
 妹2人と初めて来た小学4年生の川口結愛さん(10)=倉敷市=は「中でもライオンやヤマネコ、クマは迫力があった。生きているみたいだった」と笑顔をみせた。
 ナイトミュージアムは夏季特別企画で、今年で7回目。昨年はコロナ禍を受けて中止していた。
 時間は午後6〜9時。入館料は高校生以上700円、小中学生600円、4・5歳400円。

ディスプレイの奥に浮かび上がる動物のはく製


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