津山郷土博物館=岡山県津山市=の「夏の学習プログラム」が1、2日の両日、同館研修室で開かれ、小学生と母親ら計約40人が古代のアクセサリー「勾(まが)玉」作りを楽しんだ。
初日は18人が参加。古代からひすい、水晶などを加工していたことを小郷利幸館長に聞いてから始めた。
淡緑色の軟らかい滑石を使い、あらかじめ穴の空いたキットに鉛筆で好みの形を下書き。アドバイスを受けながら紙やすりで丸味をつけるようにじっくり削っていった。1時間ほどで滑らかな手ざわりに仕上がり、C形の勾玉のほか水滴形、ハート形の作品も。
北小1年・川口朋久君=津山市=は「つるつるした可愛いのができた。キーホルダーにしたい」とにっこり。