1月に開館した津山市小田中の地域交流館はれそらで2日、子育て支援事業「はれそら広場」が始まった。月に2回、未就園児の家族を対象にしたイベントを実施し、幼い子どもたちの遊び場や保護者たちの交流の場をつくっていく。
初日は、市内に住む16組が、節分の日(3日)にちなんだ工作を体験した。参加した親子や保護者らは一緒にあらかじめ切ってある模造紙に折り紙やシールを張り付けるなどして「鬼の角の冠」を制作。次にペットボトルに色紙を入れてカラフルな「鬼の金棒」も完成させた。仕上がった作品をみた子どもたちはさっそく冠をかぶるなどして喜んでいた。
小林未波ちゃん(1)は「とっても楽しかった」とにっこり。母親の圭余さん(30)は「一人っ子なので年の近い子どもたちと一緒に遊べたらと思って来た。保育園に入園するまでにさまざまな体験をさせてあげたい」と話した。
事業の企画・運営を行う山本昌子さん(西小のびのび児童クラブ)は「この時間は保育士や看護師もいるので相談も受け付けている。育児で大変なみなさんが、少しでも息抜きできるようにしていきたい」と語る。
イベントは毎月第1、第3週目の木曜日午前10時に開催する。参加を希望する場合、前日の17時までに同館に電話をする。次回は16日。
申し込み、問い合わせは、地域交流館はれそら(℡0868-23-8804)。
「はれそら広場」子育て支援事業始まる