岡山県真庭市にある「ひるぜんジャージーランド」のヒマワリが満開を迎えた。牧草地の斜面に鮮やかな黄色の大輪が広がり、高原の夏を彩っている。15日ごろまで楽しめる。
蒜山三座を望む約70アールの敷地に、約8万本が日差しに向かって咲き誇っている。「王冠」を意味する品種「NSクルナ」で、背丈が低く、20センチほどの愛らしい花をつけるのが特徴。5月末に種をまき、例年よりも1週間遅い7月末に開花した。県内外から訪れた家族連れや友人グループらが株の間を歩きながら、スマホで記念撮影をしたり、美しい花々を愛(め)でたりしていた。
鳥取県から会社の同僚と訪れた松川真歩さん(23)は「圧巻の美しさ。写真もたくさん撮れて、夏の良い思い出になりました」と話した。