古楽器やオリジナル楽器で心温まる音の世界を創造する「ロバの音楽座」の松本雅隆さんによるワークショップが27日、岡山県津山市の中央公民館で開かれ、親子約40人が個性豊かな楽器を手作りし、表現体験を楽しんだ。
NPO法人みる・あそぶ・そだつ津山子ども広場主催。古楽器(バグパイプ)の紹介とミニ演奏会に続いて、ペットボトルを使った空想楽器・ブーパク作りに挑戦した。参加者はペットボトルを絵の具でカラフルに色付けした後、段ボールに思い思いに顔を描いて取り付けた。挿し込んだ筒から息を吹き込むと〝ブーブー〟というユニークな音が響き、歌に合わせてみんなで楽しく音色を奏でた。
東小学校1年の西村知志君は「思ったより簡単に作れたし、大きな音が出てとてもおもしろかった」。土居小学校3年の岩本のどかさんも「ヘビの顔を付けて、ブーブーという音が鳴ってとても楽しかった」と笑顔で話した。
2月23日には、同音楽座の音楽会「わいてくるくるおんがっかい」が津山市新魚町のベルフォーレ津山で開かれる。午後2時半開演。「心温まる音楽の原点を子どもたちに」とPRしている。
問い合わせは、同広場(☎0868-22-6177)。