サッカー女子・なでしこリーグ1部の開幕に向け、岡山湯郷ベルの激励セレモニーが13日、ホームタウンの岡山県美作市で開かれ、選手たちが新たな舞台での戦いへ、決意を新たにした。
同市のみまさかアリーナで開かれたセレモニーには、3年目の指揮を執る谷口博志監督や選手が出席。萩原誠司市長が激励の言葉を述べ、サポーターや市民らが選手たちにエールを送った。
今季は選手30人体制。昨季MVPと得点王の横山久美選手が他クラブへ移籍するなど、大幅にメンバーが入れ替わった。国内最高峰の「WEリーグ」や1部クラブなどからの補強に加え、高卒新人を合わせ18人が加入。若手からベテランまでシーズンを戦い抜く戦力充実を図った。
谷口監督(48)は今季の目標に「1部優勝」を掲げ、「フィジカルを強化し、攻守にわたるアグレッシブなサッカー目指す」と力を込めた。キャプテンに就いたMF内田好美選手(29)=津山市出身=は「昨年と選手は大きく入れ替わったが、新しいスタイルを築き、全員で優勝を目指したい」と抱負を語った。
開幕戦の3月15日、スフィーダ世田谷FCと津山陸上競技場で対戦する。午後1時キックオフ。
![チームスローガン「進化」を発表する谷口監督=12日](https://tsuyamaasahi.co.jp/wp/wp-content/uploads/576489d79f13fa0f4fa13a1a0f3791c8-1024x683.jpg)