学問の神・菅原道真をまつる岡山県津山市の八出天満宮(吉田治生宮司)で8日、合格祈願祭があり、多くの受験生らが入試本番での実力発揮を祈った。
午前9時50分からの祭礼には、中高生と父母ら約20人が拝殿に参集。吉田宮司が一人ひとり名前と志望校を読み上げた後、それぞれの肩に金幣を当てて大願成就を祈念し、お札を手渡した。受験生は「試験に合格できますように」などと書き込んだ絵馬を奉納したり、お守りを買い求めたりしていた。
高校受験の息子と参拝した鏡野町の会社員女性(41)は「長女と次女がご利益をたまわっているので、長男の願いもどうか通じてほしいものです」と話していた。