川崎の津山東公民館で21日、「夏休み子ども学習会」が開かれ、地域の小学生20人が学校の宿題や計算ドリルなどを持ち寄り、高校生や地域ボランティアから教わりながら勉強に励んだ。
イベントは長い休みの間、子どもの居場所をつくり、勉強する習慣を付けてもらおうと、同公民館が企画し、3年前から始めている。
子どもたちは、割り算の計算方法や漢字の送り仮名などわからない問題を、サポート役の希望高等学園津山校(大手町)の生徒たちや地域ボランティアに質問していた。また、積極的に話しかけて、談笑するなど交流を深めていた。
林田小1年の仁木望実さん(6)は「お姉さんたちと一緒に勉強できて楽しかった」。同学園3年の山田光恵さん(17)は「自分が小学生の時とは違い、学んでいる内容が難しくなってきていると感じた。自分も勉強になった」と話した。
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希望高等学園の生徒に教わる児童たち
「夏休み子ども学習会」