本年度日本相撲協会秋巡業「大相撲真庭場所」(27日)に向けて実行委員会は21日、会場となる岡山県真庭市の白梅総合体育館前で相撲のぼり旗(興行のぼり)を立てた。
のぼり旗の大きさは縦5.4メートル、幅90センチ。黄緑や青色など色鮮やかに染められた生地には、各企業や団体が応援する〝推し〟の力士や相撲部屋の名前が描かれている。約20メートルの通りに両サイドに計20本が並び、秋晴れの中ではためいている。
日本相撲協会の第41代立行司・式守伊之助さんは同市の遷喬小学校出身で、この日同級生ら4人が作業にあたった。「行司の最高位・第38代木村庄之助を襲名する予定となっていて、みんな応援している。真庭場所の成功を祈る」と話した。
手島靖事務局長は「観戦だけでなく、握手会や撮影など力士たちとのふれあいも楽しめるのでぜひ来てほしい」とPRしている。
チケットについては24日現在、1階イス席が残り少なくなってきている。当日は、溜席(たまりせき)、桝席(ますせき)、2階イス席などの券計250席分を用意しており、同体育館前で購入可能。先着順でなくなり次第終了となる。