第23回日本ジュニアゴルフ選手権(日本ゴルフ協会主催)男子12〜14歳の部で優勝した津山東中3年・久常涼選手(15)=岡山県津山市田熊=が13日、宮地昭範市長らに公式戦で初の栄冠をつかんだ喜びを報告した。
選手権は8月16〜18日、埼玉県霞ヶ関CC(6971ヤード、パー71)で行われ、同部門には全国から55人が出場。久常選手は初日1オーバー5位タイ、2日目は2アンダー2位につけ、最終日はこの日トップの66をマークして通算6アンダーの207とし、逆転優勝した。
母の美知子さん(39)と市役所を訪れ「初出場の昨年は思う結果が出せなかったが、1年間この選手権のために練習し、2位に7打差をつけて勝つことができた」と笑顔で振り返った。
宮地市長、原田良一教育長が「素晴らしい。練習と集中力の賜物であり、10月の国体などでのさらなる活躍を期待している」と称賛。
久常選手は父の影響で3歳からクラブを握り、小学1年から本格的にゴルフを始めた。現在、ドライバーでは300ヤードを飛ばす。「公式戦で優勝でき、自信になった。将来は松山英樹プロのような世界で戦う選手になりたい」と夢を膨らます