「母恵夢」ブランドのパンを製造・販売しているNPO法人希福祉会=岡山県津山市=は、パンの売り上げ120円につき1円を赤い羽根共同募金に寄付する。県共同募金会の寄付つき商品・地域支援プロジェクトに協賛、津山市内最初の登録事業所。
企業などの社会貢献活動と赤い羽根共同募金を結ぶ取り組み。「寄付つき商品・企画」の売上の一部を寄付することで、地域の福祉活動を支援する。県内24事業所が参加している。
調印式が20日、津山市総合福祉会館であった。政本達郎理事長が県共同募金会と覚書を交わし、プロジェクトのステッカーや対象商品に貼るシール、のぼりを受け取った。政本理事長は「この輪が津山でも広がっていくとうれしいですね」と話した。
同NPOが運営する、パンを製造している自立支援センターであい工房母恵夢は就労継続支援B型事業所で、約50人の障害がある人が通所している。パンは美作地域の官公庁や学校、企業などで配達・販売している。
県共同募金会は、同プロジェクトの登録企業を募っている。
問い合わせは、市共同募金委員会(℡0868-23-5130)。
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「寄付つき商品地域支援プロジェクト」の覚書を手にする政本理事長(左)
「母恵夢」ブランドのパンを製造・販売しているNPO法人希福祉会、赤い羽根共同募金に寄付/岡山・津山市
- 2020年8月22日
- 経済・産業