岡山県津山市で14日午後1時ごろ、薄雲に虹色の帯が浮かび上がる「環水平アーク」が南西の空に現れた。 初夏の青空にほぼ一直線に広がり、25分ほどで消えた。本紙に「不思議な虹が見える」と知らせてくれた鶴山中2年の清田絆奈さんは「すごくきれいで感動しました。幸せが訪れる前触れなのかな」と話していた。 上空の氷の結晶が太陽光を屈折することで生じる珍しい現象。一般の虹が太陽と反対の方向に見えるのに対し、環水平アークは太陽と同じ方向に見える。写真初夏の空に現れた環水平アーク(津山市田町の本社から)