SDGs未来都市・岡山県英田郡西粟倉村の、持続可能な村づくりの取り組みを学んだ地元小中学生と、地域学習をサポートした各種団体による地域学習発表会が10日、あわくら会館=西粟倉村影石=で開かれ、約40人が未来づくりへの思いを共有した。
昨年に続いて2回目。
西粟倉中の生徒4人は同中版SDsを紹介した。各項目でゴールを設定しており、給食の食べ残しゼロや、西粟倉の魅力を生かしたまちづくりについて成果を披露した。
西粟倉小5年の11人は、百年の森林でんき株式会社ができたのをきっかけに興味を持った再生可能エネルギーについて、「西粟倉で使われていて、自分たちでも発電できることが分かった」と語った。
役場の業務改善チームと、SDGsイベントチームがそれぞれの取り組みを披露。自転車発電機を用いた体験会や、大人と子どものグループワークを行った。
西粟倉中2年の佐藤里織さんは「日常生活のなかで意識することで、いろんなことができることが分かった。心の問題や、ペーパーレス化に取り組んでみたい」と話していた。