「夏休みの自然教室」の第1回目が23日、岡山県の奈義町や鏡野町の野外で開かれ、美作地域の小学生と保護者ら約140人が昆虫、植物、岩石の3教室に分かれて観察や採集に熱中した。
奈義町柿のなぎビカリアミュージアム周辺での昆虫教室には44人が参加。講師に習性、捕まえるポイントを聞きながら捕虫網を手に草原や野池のほとりなどを探し、キリギリスやカマキリ、オニヤンマ、シオカラトンボ、ヒグラシなどを採集した。
鶴山小5年・髙山潦人君は「キイトトンボ、ヒメギスなど、これまで見たことない虫が見られてうれしい」と話していた。
同自然教室は、夏休みの自由研究を応援しようと美作教育会館が恒例で開催。第2回は8月19日に大手町の同会館で採集した標本の名前調べや分類をする。1回目不参加でも受講可。