「重要伝統的建造物群保存地区」選定で祝いの懸垂幕

歴史・文化 「重要伝統的建造物群保存地区」選定で祝いの懸垂幕
         

 旧出雲往来沿いの城西地区が国の「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」に選定されたのを受け、地域住民でつくる城西まちづくり協議会は13日、西今町の作州民芸館(津山まちの駅城西、国登録文化財)に祝いの懸垂幕を掲げた。
 懸垂幕(幅1㍍、縦4・4㍍)は「祝・重要伝統的建造物群保存地区選定」などと大書。旧街道に面した壁面に観光PRを兼ねて当分の間設置する。
 重伝建は城西を含めて県内5件、全国123件となり、市内では2013年の城東地区に次ぐ選定。2カ所の重伝建を持つ自治体は県内初。先月23日付官報告示により正式決定した。選定範囲は坪井町、宮脇町、西今町、西寺町、茅町、小田中にまたがる約12㌶。
 高須昌明会長(66)=小田中=は「歴史的な町並みの価値が認められたことは喜ばしく、広く周知を図り、コロナ禍収束後のにぎわい創出につなげたい」としている。

掲げられた祝重伝建選定の懸垂幕


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