津山市退職小学校長会(芦田愛五会長)は21日、防災学習に役立ててもらおうと、避難の際に必要な品々をそろえた「防災リュック」三つを市内の小学校に寄贈した。
リュックの中には、長期間保存が可能な水や米のほか、携帯用トイレ、マスク、ばんそうこう、カイロといった非常食や衛生、防寒用品など計23点が入っている。
芦田会長は山北の市役所を訪れ、「これからも、子どもたちや学校のために貢献、応援をしていきたい」と津山市小学校長会・森本宏伸会長(鶴山小学校校長)へ手渡した。森本会長は「実物を見せながら授業を行うのは有効的。大切に使わせていただく」と感謝の言葉を述べた。
津山市退職小学校長会は4月1日現在、137人の会員がおり、寄贈品は会費からまかなわれている。防犯リュックは全27校で共有する。
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各小学校に防災リュックを寄贈する芦田会長(左)
「防災リュック」寄贈 岡山県津山市退職小学校長会