「露天風呂の日」の26日、岡山県真庭市の湯原温泉で湯の恵みに感謝する神事や催しが開かれ、観光客や入浴客が名湯での一日を満喫した。
6.26露天風呂の日実行委(高橋忠孝委員長)が主催し、今年で38回目。露天風呂番付で西の横綱に選ばれている砂湯では、湯原温泉郷10カ所の源泉から集めた湯、酒、ショウブを巫女(みこ)らが湯船に入れた。関係者はいで湯に感謝するとともに、温泉のさらなる発展を願った。
イベントはコロナ禍を経て5年ぶりに本格的に再開。2016年以来となる旅館や日帰り温泉の内湯の無料開放も10施設で復活した。
訪れた人たちは、内湯巡りやパンマルシェ、地元園児による踊りなどを楽しみ、心と体を癒やしていた。