岡山県津山市太極拳協会主催の第17回交流演武会が11日、同市新魚町のベルフォーレ津山で開かれ、出演者は日ごろの鍛錬の成果を披露し、友好を深めた。
同協会の教室を中心に計12教室に通う約80人が参加した。
赤や黄、青色など色とりどりの表演服に身を包み、日本で一般的な「楊式(ようしき)」の基本技を中心とした24式、各門派の技を取り入れた42式、扇や剣を手にした演武を音楽に合わせて次々に披露。息を合わせながら滑らかな動きで静と動を表現し、会場からは大きな拍手が送られた。
このほか、国体に出場する同協会の井上龍治、年岡翼選手の美しい演舞、県で活躍する大森雅弘さんの長拳も披露された。