出雲大社美作分院=岡山県津山市=崇敬会有志による豆まきが2日、市内の幼稚園や保育園で開かれ、園児たちは日本伝統の行事を楽しんだ。
50年以上続く恒例の行事で、この日は同会のメンバー12人が鬼に扮(ふん)して各園を回った。このうち、津山保育園(山下)では、金棒やドラを持った鬼が登場。手作りのお面をかぶって待ち構えていた園児たちは、大きなドラの音や鬼の迫力に圧倒されながらも「鬼は外、福は内」と勇気を振り絞って懸命に投げつけ、追い出した。
年長組の福田橙禾ちゃん(5)は「こわかったけど頑張って豆を投げた。みんなで鬼退治できてうれしい」と話した。