「おかやま旬の魚」をPRするPOP(店頭販売促進用広告)の春バージョンを岡山県が作り、県内のスーパーなど約180店に配布した。地魚の消費拡大に向け、昨年実施したインターネット投票の上位など8種のお薦めの食べ方を紹介している。
ネット投票は「おかやま旬の魚総選挙」として昨年8〜10月実施し、季節ごとのトップ3を決定。今回は春の魚で1位のサワラ、2位のマダイ、3位のイカ(コウイカ、ベイカ)のほかヒラ、シャコ、イカナゴ、メバル・カサゴも作製した。
POPはA5判、B6判の2サイズ。特徴をとらえたイラストとともに「くせがなく淡白な味わい」「小骨は多いが味は抜群」など特徴にふれ、マダイは刺し身や塩焼き、あら炊き、コウイカは煮つけや天ぷら、イカナゴは釜ゆでや唐揚げ、ヒラは酢の物といったそれぞれの向く料理を掲載。サワラでは「西京焼きのイメージしかなかったが、初めて生で食べた時の感動は忘れられない」との投票者コメントを入れている。
県水産課では「鮮魚売り場で目を引くよう、イラストや配色を工夫した。季節ごとにPOPを変えながら地魚の旬とおいしい食べ方を消費者にアピールしていく」としている。
おかやま旬の魚 PR広告 岡山県が作成/岡山
- 2022年4月15日
- 経済・産業