「高倉地域町内合同こけないからだ体操大会」(高倉地域づくりの会主催)が12日、岡山県津山市下高倉西の高倉公民館で開かれた。美作高校の生徒も参加し、交流を深めながら活気あふれる時間をすごした。
コロナ禍の影響で4年ぶりの開催。上高倉、下高倉東、下高倉西1、2区に住む高齢者36人と同校福祉医療コースの1年生21人が体操に励んだ後、3グループに分かれて体を動かすゲーム、卓球、折り紙などを楽しんだ。
ゲームでは、タオルにボールを乗せて運ぶリレーを実施。お年寄りと高校生の2人1組が1枚のタオルを持ち、息の合ったプレーで大きさの違う2種類のボールを次のペアへと渡していた。みな会話を弾ませるなど、会場は終始和気あいあいとした雰囲気に包まれていた。
楠心花さん(15)は「お年寄りのみなさんは、はつらつとしていて話していて楽しかった。私たちが知らないことも丁寧に教えてくれ勉強にもなった」。下高倉西の竹内和子さん(85)は「子どもたちはみな素直で優しく話も聞いてくれてうれしかった。また一緒に楽しめる機会があれば」と話していた。