きょう13日はお盆の「迎え火」。祖先の霊が子孫のもとに帰って来るとされる。岡山県津山市内の各寺では涼しいうちにと、早朝から寺を訪れる人たちの姿が見られた。
西寺町の愛染寺では、家族連れらが祖先や故人の墓を丁寧に掃除し、花や線香などを供えて、静かに手を合わせていた。
田町の橋本柄微子さん(66)は「祖父母や父母らが苦労して歩んできた人生があったからこそ、今の自分や子どもたちが存在すると思っている。感謝の気持ちを伝え、これからも見守ってほしいと拝んだ」と話していた。