第11回「つしんこどもマネースクール」が19、20の両日、岡山県津山市の津山信用金庫本店で開かれ、美作地域の小学生計22人がお金の役割や大切さを学んだ。
初日は、津山市、鏡野町から13人が参加した。信金職員が講師を務め、お金の役割について「物やサービスに交換したり、物の価値を測ったりするほか、必要な時に物を買えるよう、貯めることができる」と前置き。金融機関の役割やお金の循環についても分かりやすく説明した。続いて美作大学の児童文化研究部4人が授業を行い、金融クイズや貯金箱の工作を一緒に楽しんだ。
弥生小5年の鈴木瑠莉奈さん(11)は「好きな物を買うにはお金が必要で、これから家のお手伝いをしながらちょっとずつ貯めようと思った」と話した。
この後、金庫内の探検やサプライズとして実物の札束2億円を持ち上げるといった体験も行った。
つしんこどもマネースクールは、正しい金融知識を身につけてもらおうと親子を対象にした「つしんひまわりクラブ」の活動の一環で開催している。
