ドキュメンタリー映画「がんになる前に知っておくこと」(2018年制作)の上映会が23日、岡山県津山市のアルネ津山4階市立図書館で開かれた。
がん心のケアe-economy共催、津山中央病院がん診療相談支援センターの協力で開催した。
女優の鳴神綾香さんが、「がんになる前の人」の代表として、医療従事者やがん経験者ら15人との対話を通して、がんについての基本的な知識を一から学んでいく。
市民約30人が参加した。上映に先立ち、がん心のケアe-economyの豊田博代表(64)は「私自身がんの経験者で、がん患者の気持ちはよくわかる。5年前に上映会を開いたときは、アンケートに心の準備がいくらかできましたという感想が寄せられた。がんリテラシーを高めるきっかけになればありがたい」とあいさつした。