岡山県の吉井川で15日、アユ釣りが解禁された。待ちわびた釣り人が早朝から釣り糸を垂らして、銀りんを追った。
前日まで降り続けた雨の影響が懸念されていたものの、増水はわずかで、当日は爽やかな青空が広がった。このうち鏡野町内の本流上流部では早朝から川に入り、友釣りでさおを振る人たちの姿が見られた。
吉井川漁協・松田安弘組合長は「上流域から美咲町柵原の昭和橋にかけ1万匹を放流した。魚体は昨年より立派。晴れが続きコケが付いてくると、より楽しい釣りができる」と話していた。
友釣りは来月にかけて本格化し、梅雨明けのころが佳境。