岡山県津山市野村の成名小学校で9日、デジタル教材「津山市のごみしょ理と3R」を用いた出前授業が開かれ、4年生12人がごみの分別や収集について理解を深めた。
昨年度作製して今月初旬、市内各小学校に配布した小学生向けの教材を社会科の授業に活用し、16日の津山圏域クリーンセンター(領家)見学を前に実施した。
「分別編」と「分別・収集編」の画像を映し、市内のごみが可燃、不燃、プラスチック、資源、粗大の5種に分けられ、3種のごみ袋で収集されていることが写真やイラスト、AI音声で分かりやすく説明された。合間には市環境事業課の職員が段ボールやプリンの容器が何に該当するかなどを問うクイズも出題し、児童たちは熱心に見聞きしていた。
職員が「ごみをむだに燃やしたり、埋め立てたりせず、減らすために分別はとても大切。リサイクルできる品は識別表示があるので、家に帰ったら見てみてほしい」と呼びかけた。
真木愛茉さんは「5種類とは知らなかったので、これから私も意識してしっかりと分別したい」と話した。