「十三参り」として知られる虚空蔵大会式が7日、岡山県津山市の萬福寺で始まり、ご利益を求める参拝者でにぎわっている。きょう(8日)まで。
家族連れらは露店の並ぶ境内を抜け、山頂の本堂へと続く石段を上がって祈願。俵や小判、蔵の鍵など七福の飾りが付いた福笹を買い求めたり、願いがかなうと翌年2倍にして返す習わしの「福銭」を借りたりして、家内安全や商売繁盛などを願っていた。
同寺密教婦人会による甘酒の接待も好評で、参拝者を温かくもてなした。友人と2人で訪れ福笹を買い求めていた下高倉西の会社役員・山本照正さん(75)は「小学生のころから参っていて、5年前までは下から登っていた。今年もおかげをいただき、いい年になりそうです」と話していた。
同寺は三重県の金剛證寺、福島県の圓蔵寺と並ぶ日本三所の福地の一つ。虚空蔵大会式は「虚空蔵さん」として親しまれ、地域の人々の信仰として受け継がれている。
