すえ木工、デニム活用したマスクの製造・販売を開始/岡山・津山市

経済・産業
         

 家具メーカーのすえ木工=岡山県津山市=が、新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、ソファなどの張地に使うデニムを活用し、マスクの製造、販売を始めた。
 全国の販売店が休業し、受注にも影響が及ぶ中、女性従業員が発案。2017年からジーンズメーカーのボブソンホールディングス(本社・岡山県岡山市)とコラボ製品を手掛けており、4人が在庫の国産生地をミシンで縫い合わせている。
 マスクは、現在のところ横15センチ、縦13センチの大人用を用意。鼻に当たる部分に入れるワイヤーや耳にかけるゴムは柔らかい素材を使用している。濃淡などの違う4種類から選べ、同種3枚セットを2000円(税込み)で購入できる。商品を詰める袋には、香りが良い美作ヒノキの材も入れるという。
 須江健治社長は「せきエチケットに活用してもらいたい。今は我々市民が心を一つにしなければならない時であり、少しでも社会の不安を和らげられたら」と話す。
 会社ホームページにある製品販売用のウェブサイト(URLはhttps://sposa.stores.jp/)から注文できる。
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すえ木工が製造、販売しているデニム生地のマスク


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