若手経営者を育成する津山信用金庫(山下)の第7期「つしん未来塾」が20日、開講した。26人(うち女性4人)が来年2月までの計5回の講義を通じて、経営力を高めるとともに、異業種交流を図る。
初回は24人が出席。開講式では平木基裕常勤理事が「当金庫がビジョンに掲げる持続可能な作州地域のため、皆さんの社業発展とともに地域の未来を切り開いていきたい」とあいさつ。
講師のインクグロウ事業推進本部の田中洋平統括マネジャーが、「経営危機に陥らない中小企業経営とは?」と題してアフターコロナ、ウィズコロナを念頭にした経営戦略を中心に話し、財務諸表の見方や資金繰り表の作成などについても説明。「コロナショックを通じた自社の経営を見直す」をテーマにグループディスカッションを交え、戦略的な中期計画の策定についてアドバイスした。
7年目の同塾は、地場産業の振興と活力ある地域づくりを狙いにし、本年度を含め受講生は207人(女性20人)となる。
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田中統括マネジャーの講義を聞く受講者
つしん未来塾
- 2020年10月24日
- 経済・産業