津山市内の就農希望者らを対象にした本年度「つやま援農塾」が13日、開講した。ピオーネと野菜の2部門あり、20∼70代の28人が11月まで座学や実習を通して栽培知識を学ぶ。
過去5年では最多の人数で、山北の市役所東庁舎で開講式。塾長の谷口圭三市長が「地域農業の役割は重要。活力ある農業のためにみなさんの力に期待したい」とあいさつした。
受講生は自己紹介を交えながら、「定年退職したので休耕田を有効活用したい」「ブドウ作りに挑戦し、道の駅に出荷するのが目標」「野菜が好きなので一から学びたい」などと意気込みを語った。終了後、基礎講座が行われた。
ピオーネ部門は5月中旬に春先の管理方法を学び、6月下旬の房づくりなどを経て9月上旬に収穫。野菜部門は4月下旬にアスパラの収穫とショウガの植え付けを行い、8月にジャンボピーマン、11下旬にブロッコリーの収穫などを予定している。
p
開講式で自己紹介する新受講生