第1回のぞみ川柳(のぞみ薬局主催)の入選作が発表され、「くすり」をテーマに作句したユーモアたっぷりの56作品が選ばれた。
津山市内の7店舗などで募集し、50人から約100句が寄せられた。最優秀作品は▼増えてきた妻の小言と飲み薬(作州丸)▼良くきくね魔法のような飲み薬(みっちゃん)▼智と笑顔解説される処方箋(ハジメ)―の3作。
弓削川柳社が選者を務め、最優秀3作は色紙に落し込み、副賞の感染症対策グッズ詰合わせと参加賞のオリジナルエコバッグとともにプレゼント。作州丸こと古林勇二さん(77)=志戸部=は「20年近く川柳をしていて、大賞は青森の居酒屋が主催した『酒の句』に続いて2回目で、励みになります。次回も挑戦したいですね」と語った。
須江朋徳実行委員長は「コロナ禍で患者様及び施設入居様にとってとてもつらく長い辛抱の時が続いていると思います。手持ち無沙汰のなか、お部屋で簡単にできる川柳の大会を弓削川柳社の協力で開かせていただいたところ、たくさんの応募いただきありがとうございました。今後も年2回、春と秋の季節に合わせ開催させていただきたく思います。弓削川柳社の方には立派な色紙を作成していただき、感謝しております」と話している。
次回は3〜4月に公募する予定。
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「のぞみ川柳」に応募された作品を手にするのぞみ薬局のスタッフ
のぞみ薬局川柳