岡山県真庭市の蒜山高原で真っ白なソバの花が見ごろを迎え、県北に秋の訪れを告げている。
県内最大のソバの産地で、今季は81戸が46ヘクタールで栽培。高原を白く染める小花は秋の風物詩として親しまれ、観光客らが蒜山三座を背景に写真を撮るなどしている。
ひるぜん蕎麦生産組合によると、8月の台風10号の影響は少なく、天候に恵まれて順調に生育。収量は35トンと豊作が見込まれるという。
見ごろは今月いっぱいで、10月中旬から実の収穫が始まり、下旬には風味豊かな新そばが味わえるという。
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