みまさか商工会の新年互礼会が10日、岡山県美作市の湯郷グランドホテルで開かれ、地域経済活性化に向けて決意を新たにした。
会員や行政関係者ら約170人が出席。会に先立ち、元日に起きた能登半島地震の犠牲者に黙とうを捧げた後、佐藤宣義会長は「賃金 などさまざまな問題が残る地方の経済状況の中、商工会は事業に取り組むみなさんをしっかりとサポートしていく。地域の経済を支えている自信、気持ちを持って頑張ってほしい」とあいさつ。
来賓の萩原誠司美作市長が「コロナ禍の中で美作市と商工会は互いに手を組んで乗り越えてきた。この経験を次の危機においても生かしていかないといけない。経済的に厳しい状況下にさらされる中、互いのつながりを生かして耐え抜き、新しい夢を探していこう」と祝辞を述べた。
この後、出席者たちは県産のブドウ酢を手にし、白岩俊三副会長の音頭で乾杯して和やかに懇親を深めた。
同商工会は、美作市、勝央町、西粟倉村のエリアの約1200事業所が加盟している。