全国ミニトランポリンエクササイズネットワーク協議会の全国交流研修会がこのほど、岡山県美咲町の柵原総合文化センターで開かれ、各地から集まった指導者や愛好者約100人が親睦を深め、さわやかな汗を流した。
ミニトランポリン(直径86センチ)は、幅広い世代が気軽に取り組める健康増進のツール。同町で交流研修会が開かれるのは初めてで、全国の団体が集まった。
シニアや幼児、小学生向けなどの実技研修が行われ、インストラクターが指導。参加者は音楽に合わせ、ミニトランポリンにのって軽快に手足を動かすなど、健康づくりを楽しんだ。同じ曲に振り付けをしたパフォーマンスの披露もあり、盛り上がった。
20年続けているという兵庫県稲美町の宮本治子さん(80)は、「みんなで汗をかくと気持ちいいし、仲間作りもできる。岡山の人たちにもっとミニトランポリンの魅力を知ってもらいたい」と話していた。
同町では、NPO法人美咲ももたろうクラブによる定期教室・体験教室、町の生涯学習講座などで普及が図られており、約100人がミニトランポリンを購入して親しんでいるという。