岡山県津山市のベルフォーレ津山で26日、マンドリンのアマチュア楽団「津山マンドリンオーケストラ」の第39回定期演奏会が開かれる。本番を控えた団員たちは、ラストスパートをかけて練習に打ち込んでいる。
市内を中心に集まった20〜70代の22人が、高音のマンドリンや中音のマンドラ、低音のマンドセロ、クラシックギターなどを担当。「ハウルの動く城」「となりのトトロ」といったジブリ映画の挿入歌をはじめ、作曲家ジョン・ウィリアムズやすぎやまこういちの作品メドレー、マンドリンのための組曲など多彩な楽曲を披露する。
市内の公民館で週に2回、練習に励んでおり、4日の全体練習ではパートごとにリズムを確認しながら全体を調整。ピックを小刻みに上下させるトレモロ奏法で、豊かな音色を響かせていた。
指揮者の安藤嘉啓代表(70)は「マンドリン特有の哀愁漂う優しい音色で、心安らぐひと時を過ごしてほしい」と話している。
午後1時半開場、2時開演。入場無料。