「JARL津山アマチュア無線クラブ」(綱島俊昭会長)は11月29日、「体験臨時局」を中之町のだんじり展示館前の特設会場で運用した。
体験臨時局は、4月の電波法整備の告示に基づいて開設できるようになったアマチュア無線局。美作地域の電波利用の適正化と有資格者の増加を目指して開局した。
無線従事者免許を持っていない10人が参加。交信した相手は10局以上にのぼり、序盤は市内が多かったが聞き付けた関西圏の局長らも応答してくれるようになっていた。体験した人は興味深そうな様子だった。
母親と参加した林田小学校5年生の高田美歩さんは「遠くの知らない人と交流するのは緊張したけど、だんだんと楽しくなった。機会があればまた無線でつながってみたい」と話した。
同会は、総務省の「電波の利活用の可能性や楽しさを体験する機会を増やす」という考えに賛同し、今後も体験臨時局の運用を企画する予定。
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指導を受けながらアマチュア無線を体験する参加者(中央)
アマチュア無線クラブ体験臨時局開設
- 2020年12月7日
- イベント